皆様このなんともいえぬ春をいかがお過ごしでしょうか?
春を春として祝うことを許さない痛ましい天災が起きてから三週間。
幸い僕の周辺の人々は無事でしたが、多くの人が亡くなり、
いまだ行方のわからない方々も大勢いらっしゃいます。
震災にあわれた方、家族友人が被害にあわれた方に謹んでお見舞い申し上げます。
今回の地震はさまざまなものを僕に考えさせ影響を与えました。
自分の生き方を少し考え直させてくれたとでもいえるでしょうか。
地震当初は多くの情報が目や耳から飛び込んできて頭の中が混乱していました。
目の前のテレビが映し出していることは果たして現実なんだろうか?
だとか、そこで映し出されている現実で多くの人が流されなくなっているという
まさにその現実が理解できなかったのです。
さまざまな報道がなされ、三週間が過ぎ、実家で一息ついて
ようやく自分の中でさまざまなことが消化できています。
では次に考えるべきは何をなすか?ということです。
自分は別段勉強が出来るわけでも著名なわけでもありませんし、
貧乏学生でお金もありません。
ボランティアに行ってもたいした動きはできないと思います。
何が自分に出来るのか?
自分が人並みに出来て、人様に感謝されること、それは少しでも自分が作っているもので
人を楽しくしてあげることと、もしその人がつらい現実に直面しているのなら、
そこからひと時でも抜け出せるものを作ることではないのでしょうか
そしてそれを終えたら、また現実に立ち向かえる力をもらえるものだとも思っています。
自分はこういったらなんですが、ゲームは完全な娯楽だと考えています。
明日の飯に困る人間はゲームは買いません。
だからこそ、その限られた娯楽の時間を最高のものにしたいと考えているのです。
作る側はそこにすべての力を出して自分が最高だと思うものをぶつける。
そして、それをプレーしてもらうのです。
なんともまとまらない恥ずべき文章が出来上がってしまいました…
僕らは確かにしがないゲームサークルです。
理想論を語っているだけです。
しかし意思なきところに道は開かれないのです。
やらない善よりやる偽善。
今出来ること、やらなければならないこと、目の前のことを本気で行っていきます。
それが何も被害のなかった人間がやらなくてはならないことだと思います。
僕らが出来ること、それは愚直にゲームを作ることのみ。
これから怒涛の日程をこなし、夏コミに必ず新作を出します。
ではまた。
のどわ
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